満３歳児クラスちょうちょ組のあそびの様子をお伝えします

はしごのブランコで遊んでいたＫちゃん
大好きな葉っぱを拾いに、はしごのブランコを下りて
園庭に行きました
素敵な葉っぱを持って戻って来ると、はしごのブランコで
お友達のＹちゃんが遊んでいました

保育者が
「Ｋちゃん、今ブランコ乗ってなかったから
　Ｙちゃんが乗ってるのよ。
　Ｙちゃん、Ｋちゃんが使っているの知らなかったよね」と
　話しましたが、

Ｋ「Ｋちゃん、葉っぱ取りに行ってたんだもん！
　　これ、Ｋちゃんが使ってたもん！」

満３歳児は、その場にいなくても、自分の使っていたものは
気持ちの中でずっと自分のもの誰かが使うなんて思わずに、
Ｋちゃん自身もとても驚いた事かと思います
しかしＹちゃんにとっても、急に遊んでいたら
「ダメだよ！」
「Ｋちゃんが使ってた！」と言われても驚いてしまいます

どうしていいかわからない、Ｙちゃんの目に涙が
溜まって来てしまいました

そこで保育者が
「Ｋちゃん、Ｙちゃんが乗っているからちょっと待っていてくれる？
　先生がＫちゃんの待っているお部屋作ってあげるから」と
　お願いすると、Ｋちゃんが「いいよ」
　その様子をずっと見ていたお友達が、
　縁台を取りに行くと…
「私が持って行ってあげる！」「僕も！」と
お友達が縁台を運んでくれました

その後は…、Ｙちゃんがはしごのブランコに乗っている間
Ｋちゃんが座って待っていてくれて
その後、Ｋちゃんがはしごのブランコに乗りました

＜保育者の学び＞
幼稚園では子ども達自身、思いもしない出来事が起こります
そんな時に、見守ってくれるお友達がいてくれること
そして、手を差し伸べてくれるお友達が居る事で
それぞれの体験が豊かになっていると思いました