レストランごっこ開催!

コロナでやれなかった「レストランごっこ」を
今年は3年ぶりに行う事が出来ました!
以前は、「おでん」「プリン」「ホットケーキ」「パンケーキ」の
4種類のお店を年長組の子ども達が6~7人で
1軒ずつ受け持ち、お店を開いていました

今年はまだ、密を避けるという事も考え、
お店は「プリン」と「おでん」の2軒で
お客さんは年中組、年少組、満3歳児、年長組が
それぞれ2日間ずつに分かれて食べに行きました

<前半2日、お客さんは年中組と年長組のレストラン後半の子ども>
レストラン開始の合図の鐘が鳴ると、手作りバックを持って
庭の銀行へ!

鐘が鳴って銀行に並ぶ年中組
お金を3個もらい、ハンコを押してもらいます

お金を3個もらうと、初めてのレストランへ、お店もお店の人達も
緊張した顔つきでレストランが始まりました!

年長組は、レジ役、お土産を渡す役、案内役、
作る役、運ぶ役、食器を洗う役になり、
お互いに連絡を取り合いながら
協力し合ってお店を運営していきます

レジ係
案内係
作る係
運ぶ係
洗う係

困った事が起きた時には先生に聞くのではなく、
自分たちで相談して解決していきますが、
困っている子への声掛けが年長さんはとても優しいです
相手の目線に合わせて、話を聞いてくれますので、
お客さんの子ども達の緊張もほぐれ、
年長組の「レストラン」を楽しむ事が出来た様です

<後半2日のお客さんは年少組と
満3歳児組とレストラン前半の年長組です>
年少組第1日目は、先生と一緒にクラスごとに
時間をずらしていきました
プリンかおでんか、どちらのお店に行くか自分で選びます
プリンもおでんも余り食べた事がない様で、
友達の後につきながら、お店に入っていきました
お家では食べられるのに緊張で、なかなか食べられない子もいました
2日目は、始まりの鐘が鳴ると、あそびを止めて
お金の入ったバッグを持つと急いで、レストランに向かう姿が
多かったです
中には、片付けをしっかりやってから行く子もいました

みんなで協力して洗い物をしています
こぼした麦茶を拭いています
お土産を選んでいます

そして2日目には、まだ食べていないお店に行く子が多いと
思われていましたが、2日間とも同じ物、
特にプリンを食べた子も結構いたようです

3年ぶりのレストランごっこにお店の人達は、
「大変だったけど、またやりたい!」という感想が
多かったです

年長組の保護者の方には、お子さんの成長した姿を
見て頂きました
その感想文を抜粋して少し紹介致します

ミスをしてしまった子がいても、責めたりせず、
どうしたらいいのか教え合ったり、片付けを手伝ったり
連携がうまく取れていました
今日、係じゃない子も周りの様子を教えに来てくれたり
アドバイスをしてくれていました
だんだん緊張が解けて、生き生きと楽しそうな接客に
なっていて良かったです
片付けもみんなで協力して、てきぱきとこなしていて
凄かったです

泣いている子がいたら何で?どうして?だけでなく
〇〇なの?と、どうして泣いているのか考えて
聞けていたり、お土産が決まらず、ずっと悩んでいる子にも
「早くして」ではなく、その子が好きそうなものを
こんなのもあるよと提案したり、とにかく小さい組への
優しい接客が出来ていて素晴らしかったです
反省会で、みんながしっかり、どうしたらいいかを考えて
発言して褒め合っていてとても大切な機会だと思いました

お茶をこぼしてしまったり、お客さんが忘れ物したりと
色々な事がありましたが、気付いた人が、声を掛けたり
みんなで助け合ってやっていました
年長組の番になったら、みんながイキイキし始めて
会話が面白かったです
作ってる人が、「どう?おいしい?」と、食べている人に
声を掛けたり「ありがとねー!」と言ったり、良かったです
とても緊張してる様に見えました、けど、泣いている子に
声を優しくかけてあげたりとお兄さん、お姉さんでした

お残しが出たらどうするか?など、度々問題が発生したが
解決して、対応する事が出来ていてビックリした
小さい子への接し方が分からず、泣いてしまった子がいた時には
シーン…としてしまったが、先生が「どうして泣いているのか
聞いてみたら?」とアドバイスされ、女の子たちが優しく
聞いてあげていて、慣れてくるとお土産を紹介したり、
バイバイ!などしていました
「小さい子が自分たちが思っているように動かない」
「予想外の行動をする」という体験が出来た事が良かった

K君が3回も「遅くてすみません、もうしばらくお待ちください」と
気を遣い、最後にS君が「今回はお越し頂いてありがとうございました」と
挨拶をして本当に良く気を遣える素敵なレストランでした

開店までの待ち時間も、持ち場を離れず仕事に責任を
持っている様子でした
一度にたくさんの食器が運ばれてくると
「えーっ!ちょっと待ってよー!」と言いながらも
S君と協力して素早く対応していました
食器を洗ってゆすいで、拭いてと大忙しだったと思いますが
S君と笑いながら楽しそうに取り組む姿が良かったです
反省会で自分の気持ちを発言出来ている姿を見る事が
出来た事も良かったです

全体的に子ども達が良く気がついて、
しっかり作業出来ているのを見て家でもみんな
お手伝いをしっかりしているんだろうな~と思いました
年少の時からは想像できない程、しっかりしている所が
見れて嬉しかったです
困った子へはみんなで駆け寄って解決しようとしているのは
微笑ましかったです
反省会では皆口々に話すのではなく、
きちんとディベート出来てて驚きました

小さい組の子へ「飲める?大丈夫?」と
声掛けをしているのを見て素敵だなぁと思いました

「プリンがあと3個しかない!!」「あとプリン1個!」と
みんなで情報を共有している姿が、皆と力を合わせる事の
大切さを自覚してきていると見えました

廊下で迷っている子がいたら
「プリン屋さんどうですか?」と呼びかけていました
食べ終わって困っている子に
「食べ終わりましたか?じゃお土産です」
お金をもらうと「ありがとうございます」と
1人1人に言っていました

お客さんが少ないので子ども達は余裕を持って
お店が出来ていた様に思う
進学する学校もメンバーが少ないですし、同じお店を
受け持つことで少しでも入学までに関係が深まってくれると
親も子も安心できると思いました
新小岩幼稚園の4年間で娘はしっかり力がつきましたし
進学しても頑張ってくれるなと思えました

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shinkoiwa_kinder