3学期が始まり、子ども達は久しぶりに友だちと会えて
元気に遊ぶ姿があちこちで見られました


冬休み中に各学年の子ども達は『生活表』の項目に取り組み
休み明けにはそれを園に持って来てくれました
その取り組みの様子を間近で見ていてくださった
お母さんの感想を少し紹介させていただきます
<年長組のお母さんの感想から>
◆今までで1番良く頑張りました。びっくりしました。
終わりよければすべてよし!と思えるほど1人ですすんで取り組みました。
お手伝いは、お風呂洗いやる!と言った時、
私は「冬で寒いし、大変だからいいよー!
靴並べとか、カーテン開けるとかにしなよ」と言ったのですが、
去年?かいつか、お風呂洗いで毎日出来て凄く達成感があった為か、
お風呂洗いなら出来る!!と自信があったようでした。
自分には出来たという経験はずっと覚えていて、
そういう経験を積み重ねていく事で、
自分の事が大好きで大切でなんでも頑張れる人に、
なっていくのかもしれないと感じました。
私は、娘に関しては、どうしても出来ない所や、
もっと出来るようになって欲しい所には目が行くのですが
(長男や次女には全くそんな事ないし怒る事もないんですけど…)
そんな自分(私自身)の態度や考え方、
娘への接し方も深く考える冬休みになりました。
深く考えて気付いたからと言ってすぐに変えられないですけど、
生活表のおかげで、今回凄く心の底から、
「良くやったね!凄いね!頑張り屋さんだね!」と素直に思えて、
そう思えた自分も気持ちよくなんだか、平和な?幸せな?冬休みでした。
じっとしている事がないぐらい、毎日の様に公園で走り回り、
鉄棒で回りまくり、好きなものを食べ、好きな時に昼寝して
「全力で生きてるね!」と何度も思いました。
3学期もよろしくお願いします。

♠ちょうちょ組(満3歳児クラス)の夏休みから始まった生活表でした。
年少の時は「シール貼ってないよー!」と叫ぶ日々だった様に思います。
年中になると「赤色鉛筆がいるんだよ!今日のお手伝いは何にする?
これやろうか?」と張り切る様になりました。
年長になると「今日は何日?生活表〇日からだよ!」と、
休みが始まる前から気にする様になっていました。
どんどん自立して成長していく姿を生活表を通して、
感じる事が出来ました。生活表もそうですが、
一つ一つの行事もその年齢の発達・発育に沿っていて、
頑張れば出来るようになる、出来たら嬉しい!楽しい!という
経験をたくさんさせてもらえたと思います。
新小岩幼稚園でなければ、娘の溢れ出る意欲を伸ばす事は
出来なかったと思います。
「幼稚園最後の生活表」という言葉に涙が滲みます…。
人として大切な根っこを太く、強く育てて頂きました。
本当に感謝の気持ちです。
ありがとうございました!

♥幼稚園生活最後の生活表
3年間を思い返してみると、最初はシールを貼る、
それもお母さんと一緒に確認しながらだったなぁ…
シールを剝がすのにも、小さいプクプクの手では
剥がすのにも一苦労だったなぁ…
そんなスタートから、色塗りに変化して、塗り方もなかなか雑で
「色塗りひとつにも個性がはっきり出るのね」とクスっとさせられたり、
「もう少し白い所なくなる様に塗ってみたら?」と声を掛けて見たり、
夏休みは長くて途中で飽きてしまったり、
親も一緒になって取り組む生活表でした。
それが今回の生活表、こちらが声を掛けずとも
いつの間にか自分で取り組んでおり、
幼稚園で習って来た覚えたての漢字も自分で思い出して書き、
すっかり生活の中の一部になっている姿が印象的でした。
ここまで来るのに3年、少しずつ積み重ねて来たものが、
自分の中に根付くまでには、やはりそれなりの時間が必要で、
いつもスムーズに進めるわけでもないけれど、
スムーズに行かないその時期もひっくるめて、
成長の糧となって来ていたんだなと感じました。
まだまだ成長過程の段階、幼稚園生活で、
大切に育てて頂いた根っこを持って進んでいく、
小学校という新しい未知の世界で更に
どうやって芽が育ちこの先、どんな花を咲かせてくれるのか楽しみです。

3年ないし、4年間の積み上げが
その子ども達の力になっている事を改めて感じました
子ども達に寄り添い、励まして下さった
お母さん・お父さんに感謝致します