冬休みの生活表

3学期が始まり、子ども達は久しぶりに友だちと会えて
元気に遊ぶ姿があちこちで見られました

何をしているでしょうか?
足をくっつけて鬼決めをしていました♪

冬休み中に各学年の子ども達は『生活表』の項目に取り組み
休み明けにはそれを園に持って来てくれました

その取り組みの様子を間近で見ていてくださった
お母さんの感想を少し紹介させていただきます

年長組のお母さんの感想から


今までで1番良く頑張りました。びっくりしました。
終わりよければすべてよし!と思えるほど1人ですすんで取り組みました。
お手伝いは、お風呂洗いやる!と言った時、
私は「冬で寒いし、大変だからいいよー!
靴並べとか、カーテン開けるとかにしなよ」と言ったのですが、
去年?かいつか、お風呂洗いで毎日出来て凄く達成感があった為か、
お風呂洗いなら出来る!!と自信があったようでした。
自分には出来たという経験はずっと覚えていて、
そういう経験を積み重ねていく事で、
自分の事が大好きで大切でなんでも頑張れる人に、
なっていくのかもしれないと感じました。
私は、娘に関しては、どうしても出来ない所や、
もっと出来るようになって欲しい所には目が行くのですが
(長男や次女には全くそんな事ないし怒る事もないんですけど…)
そんな自分(私自身)の態度や考え方、
娘への接し方も深く考える冬休みになりました。
深く考えて気付いたからと言ってすぐに変えられないですけど、
生活表のおかげで、今回凄く心の底から、
「良くやったね!凄いね!頑張り屋さんだね!」と素直に思えて、
そう思えた自分も気持ちよくなんだか、平和な?幸せな?冬休みでした。
じっとしている事がないぐらい、毎日の様に公園で走り回り、
鉄棒で回りまくり、好きなものを食べ、好きな時に昼寝して
「全力で生きてるね!」と何度も思いました。
3学期もよろしくお願いします。

ちょうちょ組(満3歳児クラス)の夏休みから始まった生活表でした。
年少の時は「シール貼ってないよー!」と叫ぶ日々だった様に思います。
年中になると「赤色鉛筆がいるんだよ!今日のお手伝いは何にする?
これやろうか?」と張り切る様になりました。
年長になると「今日は何日?生活表〇日からだよ!」と、
休みが始まる前から気にする様になっていました。
どんどん自立して成長していく姿を生活表を通して、
感じる事が出来ました。生活表もそうですが、
一つ一つの行事もその年齢の発達・発育に沿っていて、
頑張れば出来るようになる、出来たら嬉しい!楽しい!という
経験をたくさんさせてもらえたと思います。
新小岩幼稚園でなければ、娘の溢れ出る意欲を伸ばす事は
出来なかったと思います。
「幼稚園最後の生活表」という言葉に涙が滲みます…。
人として大切な根っこを太く、強く育てて頂きました。
本当に感謝の気持ちです。
ありがとうございました!

幼稚園生活最後の生活表
3年間を思い返してみると、最初はシールを貼る、
それもお母さんと一緒に確認しながらだったなぁ…
シールを剝がすのにも、小さいプクプクの手では
剥がすのにも一苦労だったなぁ…
そんなスタートから、色塗りに変化して、塗り方もなかなか雑で
「色塗りひとつにも個性がはっきり出るのね」とクスっとさせられたり、
「もう少し白い所なくなる様に塗ってみたら?」と声を掛けて見たり、
夏休みは長くて途中で飽きてしまったり、
親も一緒になって取り組む生活表でした。
それが今回の生活表、こちらが声を掛けずとも
いつの間にか自分で取り組んでおり、
幼稚園で習って来た覚えたての漢字も自分で思い出して書き、
すっかり生活の中の一部になっている姿が印象的でした。
ここまで来るのに3年、少しずつ積み重ねて来たものが、
自分の中に根付くまでには、やはりそれなりの時間が必要で、
いつもスムーズに進めるわけでもないけれど、
スムーズに行かないその時期もひっくるめて、
成長の糧となって来ていたんだなと感じました。
まだまだ成長過程の段階、幼稚園生活で、
大切に育てて頂いた根っこを持って進んでいく、
小学校という新しい未知の世界で更に
どうやって芽が育ちこの先、どんな花を咲かせてくれるのか楽しみです。

⇧年長組の生活表

3年ないし、4年間の積み上げが
その子ども達の力になっている事を改めて感じました

子ども達に寄り添い、励まして下さった
お母さん・お父さんに感謝致します

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shinkoiwa_kinder