劇の会~年長組エピソード・保護者の感想~

『出来るよ!』
年長組の劇は8~9人の各チームごとに、子ども達で
お話や台詞を考えたり、自分たちで道具を作っていきます
チームのみんなでアイディアを出し合ったり、認め合ったり、
協力しながら練習を取り組んでいきました

本番の2日前の劇の練習を取り組んでいた時の、
YちゃんとMちゃんの事例です
「〇〇チーム、劇の練習するよー!」と保育者が声を掛けました
その声を聞き、
「〇〇チーム劇の練習するんだって!」
「用意しなきゃー!」
「〇〇チームの劇、見に行こうよ!」と子ども達が
連絡をとったり、劇の準備をしていました

Yちゃん「劇の練習行ってくるねー!」
Mちゃん「いってらっしゃーい!頑張ってねー!」
Yちゃん「Mちゃん、見に来てね!」
Mちゃん「うん!分かった!Yちゃん、〇〇チーム
     Hちゃんお休みだよ?劇出来るの?」
Yちゃん「〇〇チームなら出来るよ!」

その後、張り切って劇の練習に取り組むYちゃん
Yちゃんの劇の練習を見に来るMちゃんの様子がありました

【保育者の学び】
Yちゃんの「出来るよ!」という言葉や表情には、
“自分たちなら出来るという自信”
“チームの皆となら協力してやれる”
と色々な意味を含めての
出来るよ!」だったのではないかと思います
これまでの取り組んできた過程があるからこそ、
一緒に協力してやってきた仲間を信じたり、
“出来る”という自信に繋がっているのだと思います
実は、私自身もMちゃんと同じように
「〇〇ちゃんがお休みだから大丈夫かな?
 劇、出来るのかな…?」と感じていました
そんな時にYちゃんの「出来るよ!」という言葉は
とても頼もしく、背中を押されたと同時に
子どもを信じる大切さを改めて学びました

劇の会~保護者感想文~

<年長組>
まずは、コロナ禍の中無事に劇を見る事が出来て本当に良かったです。
今まではお友達と同じ役で一緒にセリフを言っていたけど、
年長組になり、たった1人での役、セリフと不安に思う事も
ありましたが、当日はとても堂々として、声もちゃんと
大きく出ていて、凄い!!とビックリしました。
セリフを覚えるのに苦労した様ですが、先生に助けていただき、
見事に本番で言えて本人もとても自信に繋がったと思います。
何でワニ役になったの?と聞いたら、
ワニがやりたかったから!と言っていたので
自分のやりたい役になれて、セリフもしっかり言えて
大満足の劇だったと思います。
年少の時のただただ可愛いらしい姿を見せてくれていた
劇とは違い、とても頼もしい、しっかりした劇を
見せてくれました
開催していただき、ありがとうございました!

<年長組>
今回は自分たちでストーリーから作り始めると聞いて
とてもビックリしました。お話し作りや、自分が何役に
なったかなど、いつも幼稚園から帰るとすぐに
教えてくれて、とても楽しそうに取り組んでいる様子でした。
いつもイベント前は、凄く嫌そうに(人前に出るのが苦手なので)
している娘ですが、今回はあまり嫌がる様子はなく
「あーやりたくないなぁ~」ではなく、
「あ~緊張するなぁ~」という言葉に変わっていて
成長を感じました。
劇の大道具や小道具も上手に作れていて、
頭につけるかぶりものも、とても可愛かったです。
みんな、少し緊張している感じはしましたが、
どの子も一生懸命演じていて、年長さんってすごいなぁ~と
改めて思いました。
準備や練習など大変だったと思いますが、
子ども達のステキな劇を見せて頂きありがとうございました。

幼稚園の園庭には、ふきのとうが出てきました♪
春はもうすぐ…ですね♪

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shinkoiwa_kinder